2009年09月13日

斜めからインドネシアを眺めよう 363



硬質PVCパイプの製造100Φで、10m/Minで流していた。バキュームボックスの長さは5mくらいあった。早い!という感じだった。やはり硬質PVCの世界はインドネシアでも既に生き残りをかけた厳しい業界になっていることを直接感じた。バンドゥン工場が立ちいかなかった理由が分かった。
二本成形の装置やマーキング装置もあった、当たり前に製造していた。パイプを繋げるために片側の径を大きくする仕事もしていた。
但し、パイプの肉厚や外観や真円度は日本規格には遠いが、インドネシアでは問題ないのです。
原料もペレットで買うのではなく、粉末で買って、各種添加剤を自分の工場で配合していた。日本では40年以上前からやっていた方法だが、装置も原料についても、もはや、この分野では日系企業は、立ち入るすきがないと、あらためて、知った。だから、今どき自分で配合しないで、ペレットで買って、PVCの成型をしている会社は早晩立ちいかなくなる。
 この会社の中国系の経営者は大変親切に、インドネシアの技術現状を話してくれた。私も、大変参考になったが、連れて行った、ディキ君ワルドヨ君にとっては、大変な勉強になったと思う。さっそく、実際の仕事に生かしてもらうことができると思う。
 自動カッターは自分達で作ることにした。
 
 屋内アメージング施設がマッカサールでオープンした。インドア、ドゥニヤファンタジーです。トゥランスストゥディという名前です。レバラン前に開業を間に合わせた。ユスフ、カラ副大統領がオープニングセレモニーでテープカットをした。トゥランスTV資本である。
 ジャワ島以外にこういう施設がどんどん増える可能性が今後も高い。インドネシアの内需によるGDPの成長の象徴でもあると思う。

posted by 元気な振りの爺さん at 00:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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