2009年10月07日

斜めからインドネシアを眺めよう 387

ジャカルタ近郊は完全に雨季に入ったようです。先週の土曜日は各所で冠水し、車が通過できない状態になったらしい。これからは、それが、日常的になる。
パダン地方も雨季になって、大変だろうと思う。山間部のがけ崩れでいくつもの部落が埋まってしまっている上に、土砂降りでは、新たな、大規模な土石流を必ず起きる。もう、放置するしかなくなるでしょう。
 生存者はいないとして、捜査は一切った。今後は重機により、瓦礫の排除に重点が移る。
 
ある程度、試作が終わって、量産になってくると、押出しラインに余裕ができてきた。その余裕分を使って、比較的簡単に製造ができて、ロットが小さい、品物の受注をしようと思う。品質や価格で困っている会社を優先することは言うまでもない。今日も、一社、訪問してきた。そして、今日の内に見積もりを提出した。試作品を16日までに提出しようと行動を起こした。
それも、客先に提案し、原料は現在使っている物に絞って、より、寸法公差がちいさくて価格的に安くする。客先から指定された原料で成形するのは能がない。使う場所によって、使う原料は最適な物性をもっていなければならない。必ずしも、設計者がプラスチックのことを広い範囲で知っているとは限らない。もっと安くて、もっと寸法が出せて、もっと物性的に適した原料があるかも知れない。使用目的を聞いて、材料や寸法公差の提案をするのは、成型会社の営業担当者の義務である。
 それが、できない会社は、物の売る資格がない。

 購入する側も、現在使っている元原料が最適だと思いこんではならない。いままで、問題ないから、そのまま使い続ける、変更はリスクをおわなければならないので、担当者は躊躇するのが普通です。

posted by 元気な振りの爺さん at 00:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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