1166 大震災跡地の瓦礫の処分や利用の仕方や引受先について何の問題解決の糸口も出来ていない。1年過ぎても、大筋の方法が決まっていない。沈みゆく日本人全体の象徴的状況だと思う。
一番、どうしようもないことは、放射能が心配で、引き受けに反対といっている連中である。バカバカしくて、話にならない。安全だ、安全だと、数値で示しても、そういう連中は、納得しない。そういう連中につける薬はない。
という事を無視して処理法を考えれば、幾つかの方法が在る。1 それぞれの自治体が償却や埋め立てやその他の利用の仕方で処分をする。2 被災自治体が処分しきれないだろうと判断した部分について、他の自治体が分けあって処分の手伝いをする。
コストや雇用の事を考えれば、地元で処分した方が良いに決まっている。防波堤や防風林、低い土地のかさ上げをするなど、利用方法はいくらでもある。本格的にそれらを作るには地元の瓦礫だけでは足りないといこともあるかもしれない。これ等の組み合わせ、他地域受け入れ能力や距離などなど、総合的に判断しなければならない。これを纏める役目が必要です。国がリードしなければなりません。しかし、纏めようとする姿勢がまったく感じられないし、纏めてほしいという要望も無い。復興省の若い大臣は外観では一生懸命やっているように見えるが、ブレーンに多分、色々な要素を考慮しながら纏める人間がいないのでしょうね。省の内部からも纏めようという考えが湧き出てこないのでしょうね。
このまま、瓦礫を引き受ける、拒否する、というニュースだけが空虚に響くのでしょうね。ポイントからかなりずれた処で、もめたり、気を使ったりしている日本は没落の過程を進んでいるしか見えない。
大阪で賑やかな橋下なにがしという人も差し迫った瓦礫問題については何の提案もしていないと思われる。彼は消費税についても何も発言していないような印象がある。国政に打って出て、大戦争を仕掛けたいのなら、塾を作る前に、一番重大な、日本が抱えている問題について、自分の意見を前に出しておかなければならないはずです。それを聞いてから、塾生を募集するのが当り前のプロセスだと思うが、また、応募する人達は、そういう問題で彼がどう思っているのか確認してから応募するのが筋だと思うが、何千人が集まってきているらしい。変だと思う。これも、日本没落の筋道に現れる過途的現象なのでしょうね。
家の野菜園の一つと私の部屋の縁側で布団を干している上で遊ぶ孫
没落 無進路 自立
2012年03月26日
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