2016年10月10日

(^_-)-☆検定試験

 2824 インドネシアでも、PPAP(Pen-Pineapple-Apple-Pen)が、結構、流行っているという。ゴルフをしていたら、付属の野外遊具場Area permainan outdoor Outdoor games areaの方から聞こえてきた。アイハバペーン アイハバアポーと、キャディにあの曲を知っているか、と聞かれて、知らなかった。日本からだという。

 ゴルフの後、食事の時に、射出成型の技能検定の話になった。うちの会社では特級を持っている人が6人いて、その人たちは6万円の職能給がプラスになっていると言っていた。他の級の人はいくらでしょうかね。で、前に書いた、バリ、そういう人がいても、バリ取りと全数検査の人海戦術がなくならないのは、どうしてでしょうね。そっちは、金型の製造技術検定の方の話だという。変ですね。射出は成形技術以前に金型が重要でしょう。一体というより、射出成型技術者は、金型のことを熟知していなければならないはずでしょう。現状を見ると、特級を持っている人でも、これは、金型がどうしようもないから、バリは消えないという。何か変!!
 
射出製品を作るのにあたって、先ず、金型屋でテスト成型をして、OK品ができると確認し、成型やセッティングの条件と共に金型が納品され、成型会社でテストをし、OKなら、受け入れる。そんな、工程だと思う。それなのにバリが出る、また、その他の原因のNGが出る。どうしてでしょうか。扱いというより、金型の出来が悪いからです。勿論、特級を持っている人もそう言うはずです。しかし、その人がOKと、受け入れた金型です。

それでも、納品をしなければならない、ということは、技術検定とは別の世界、射出成型とは限らない、一般的な、後工程の経営の事になる。技術者が作ってしまった製品をどう扱って、客先に文句を言われないように納めるという仕事になる。

どんなテストをして、技能をチェックしているのか知らないが、テストの問題が、製品の良否をコントルールできるかできないか、に、なっていないのではないかと思う。的が外れているのではないか、ただ、差をつけるためだけの試験で、実態と違うのではないか、と、思う。

ところで、プラスチック押出の技能検定はないと思う。聞いたことがない。そりゃそうでしょ。大分前に。硬質塩ビで、成型ライン一式と簡単な金型を与えて、セットから良品ができるまでをやらせて、評価をする、という、テストというか、課題を与えて評価するという案が、あると聞いたことがある。硬質PVCの成形会社の技術者の方々が、それを、提案したらしい。これじゃ、全然だめで、その人たち、押出のことを知っていない。知っていない人が試験問題を作ってどうするの。硬質塩ビで技能試験をするなら、押出機の事や金型の事が重要で、それらを与えて製品を作らせるのは、テストにならない。もし、押出機の事や金型の事を考えさせても、これは、H−PVCだけのことだから、プラスチック押出の技術検定としては、十分の一のもなっていない。だから、技能試験の問題を出すことができる人がいないのです。

向き不向きがある仕事に、向いていない人でも、テスト結果が良くなるような、課題や問題であってはならない。

さて、私が押出成形技能検定を受けたら、超特級になるなと思うが、その、問題を作る人、採点、評価をできる人がいないと思う。
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朝食を道端で取る人が多い。昨日の社新と比較すると、建物の大きさが違って見える。
検定 技能 的外れ
posted by 元気な振りの爺さん at 22:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 矛盾 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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