2016年12月05日

(^_-)-☆こんなことって有り?

 2880 こんな事がるのでしょうか。信じられない。本当?耳を疑った。
日本のある会社が、インドネシアの日系企業を買収し、インドネシアの新たな販売拠店にした、と発表があった。経済関係のニュースにもなった。その後、9月に買収した会社から何人かインドネシアにきた。引継ぎのため、最大五人と聞いている。今までの取引先や新規に狙っている会社にも挨拶回りをしていた。ただし、会社に席を作って座るということはなかったし、従業員への待遇などの説明もなかった。と、ここまで、10月初めにその会社の従業員から聞いていた。
ところが、今日は、その会社で、以前、働いていた人が、近くに来たからと、寄ってくれた。直ぐ、元いた会社の話になって、その人がいうには、「買収したはずの会社の日本人はいなくなったよ。いくらか知らないが、買収したお金も返されて、買収をしなかったことになったよ。そして、社長は、また、新しい売り先を探しているよ。」という。何故?と聞いたら、社長は自分の持ち分を多くのこしたいと、売買契約を破棄したのだという。買い手は、びっくりして、直ぐに手を引いたのだそうだ。

この会社、何年か前から、業績が思わしくなく、最も、日系企業の50%以上は赤字だという説があるくらいだから、特別、酷いということでは無いようだが、売り先を模索していた。

そして、何社かと、交渉成立、売れたよ、買い手が見つかったよ、という話を何度か聞いた。T社、F社、S社、そうそうたる日系企業です。しかし、ことごとく、白紙に戻って、無かったことになってしまったそうだ。社長曰く、本契約寸前で、先方から、示された条件が、交渉してきた内容と違っていて、裏切られたという。

今回は、買った側が、ネットで公表したのだから、売買契約を成立したことは間違いないでしょう。ところが、この売り手側が、条件の変更することを、言い出したのだそうだ。ということは、今まで何社かと売買が成立したのを、買い手側が条件を変えてきたから、ご破算になったというのは、どうも、逆だったんじゃないかと、思われても仕方がない。そして、契約することが無意味だと思われても仕方がない。この人、契約を結んでも、後から、契約に不備があったと、言い出す、癖があるらしい。

最初は、1%でもいいから、売ってしまった方が良いと思ったのでしょう。そして、その後、この会社が動き出したのを見ていて、多分、この会社なら、相当、儲けそうだと、思い込みだして、急に1%じゃ、まずかった、30%にしようと思ったのでしょうね。頼むにしても、せめて、5〜10%にすれば、良かったのに、欲張りすぎたのかな。

それにしても、本当の話なら、買い手側は、公表してしまっているのだし、契約を破棄されたことを発表するのでしょうか。とてつもないショックを受けていると思う。まともな企業なのだから、面子の問題もある。払った金を返されれば済むという問題ではないと思う。法的手段を取らないのでしょうか。

何年も、経営者が変わることを待っているだけの、この会社の従業員を引き継ぐことが、いかに重荷になるか、何故、売ろうとしているのか、しっかり、周辺の評判や、結局、買い取らなかった会社から原因調査しなかったのでしょうか。調査していれば、買い取ることは最初からしなかったと思う。

そして、一旦、買ったつもりだった会社の人は、引き上げてしまった。という話でした。従業員には何も説明がなく、何がどうなっているか知らない人が多いと言っていた。
11月29日の話でした。今どうなっているのかは知らない。
この話、何か、インドネシアと中国の高速鉄道建設の話と共通点があるような気がしますね。従業員の立場はどうなるのでしょうか。結局、話が振出しに戻ったり、何とか、成立したとしても、その後、まだ、問題が残りそうですね。
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15番ホールのグリーン側から、出入りできる老人ホーム(シニヤーハウスsenior house Panti jompo Nursing home)、日本食レストラン、その出入り口
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一天俄かに掻き曇り突風が吹き荒れた。
心変わり 契約 破棄
posted by 元気な振りの爺さん at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 病気? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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