2017年06月03日

(^_-)-☆原料に問題

 3058 製品がうまくできない原因の一つに、原料の流れ特性や溶融粘度や冷却特性が微妙に違っていることがある。メーカー グレードが同じ、製造工場も同じ、しかし、微妙にロット間で違うのです。それが、少しだけ条件を変えればできる場合と、どんなに、条件をいじってもなかなか、適正条件を見つけることができない場合もある。

今回、袋小路に入っている製品の原料はPC,各社のPCを最初は多分、江戸川瓦斯化学だったと思うが、E2000でチューブ、E1000で丸棒、板を作った。その後数々のPCで色々な製品を作った。全ての原料の整形条件は異なる。また、同じグレードでもロットで異なる。それは、分かっていて、使いこなすのです。これは、全ての原料でいえることです。

これを前提にして、今回の問題解決の、私としては、一応、苦労をしているのです。試作で使った原料は、なんとなく、うまくできしまった。客先にOKをもらった。それから、3か月後に注文が入った。新規に同じ原料を入手し、製造にかからせた。現場の責任者から、原料が違うというのです、うまくできないというのです。なるほど、私がやってみると、まず、溶融粘度が低い、また、溶融して出てきた状態が、分解したように、表面に艶がない、それに、吐出量も安定しない、この前、書いた、オコシになりやすい。全然、違うと、私も思った。

原料の製造地が違うと担当者が言う、原料名、グレードは同じだが,原産地が違うという。前のは、タイ製。今回は中国製だという。袋のデザインは同じだが、色違いだったという。しかし、前の袋は残っているかと聞いたら、処分してしまったと言う。

産地が違っていると、商社に連絡した。すると、そんなはずはない、タイには工場がないという。以前も、今後も中国製しか出さないという。しかし、同じ原料名、同じグレード名の本家の会社のタイ工場があり、そこから、以前、同じ原料を私たちは買ったことがあったので、その在庫は少し持っている。そちらの方から融通してもらって、出荷したことも考えられるのではないかと、聞いたら、そのことで、返事がない。その代り、産地偽造はしていないという、変な言い訳をする。タイ製、中国製と袋に書いてあるから、産地ははっきりしているから、出所が違うと指摘しているのに、である。

おまけに、その原料に問題があるなら、技術者を派遣するので共同研究をしましょうという。いらないいらない、どんな人をどこから派遣するというのかも、言わないで、そんなことを言ってくる。初めに書いたように50年、誰にも相談することなく、様々な樹脂を使いこなしてきた私に、どんな人を送っていただけるのでしょうか。50年、経験がないことなので、楽しみだ。インドネシアにはいないはずだ。PCのプロファイルを作っている会社があるのでしょうか。今私たちが使っている原料で、作っている会社があるのでしょうか。私の認識違いでしょうか。

とにかく、明日、ゴルフの後、今日、準備した、条件を使って生産をしてみることにしている。とにかく、この原料を使って製品にするしかない。
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Bahaya Mercon Mercon Meledak Dua Balita Tewas Panekasan Jawa timurメルコンとは、この場合は、クラッカーや爆竹とか花火などの爆発物ことです。めちゃ辛い食べ物の意味でもない。幼児が二人犠牲になった。東ジャワ島のパネカサンという町ですね。
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Sriwijaya Air Tergelincir di Manpkwari, Semua Penumpang Selamat スリウウジャヤ機のオーバーランですね。パプアの恐竜のような形の耳あたりでしょうか、北の方ですね。マノクワリの空港、ジャヤプラへ行ったときにトランジットしたことがある。
]Evakuasi Pesawat Suriwihaya air Berjalanan Lambat dan Menyebabkan penutupan Bandara
Manokwari,Papua Barat空港閉鎖になったり遅れたりしている。31日のことでした。
何か変 原産地 よくある
posted by 元気な振りの爺さん at 22:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 押出成形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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